感染予防 2020 7 24 Sports Day

 新型コロナウイルスの感染拡大については、
新規感染者の数が23日の発表では、
東京都で過去最多、主要な県でも過去最多となっています。
 東京都の感染者の内訳では、感染経路不明が多くなっていますが、
マスク着用、手洗い励行については、しっかり実施できていると思います。
 それでも新規感染者の数が増えるとなると、
対面での会食が原因かもしれないと考えたくなります。
 実は、私は、調べたことがあります。
一人で食事をしていて、どのくらい唾が飛ぶか。
 これでは、全く唾は飛ばないのではないかと思いましたが、
テーブルをよく見ると、やはり少量の唾が飛んでいます。
見る角度をずらしてみると、テーブルに付着した唾が見えます。
 次に、スマホの画面を見ながら、つぶやくと、どうなるか。
たとえば、「あっ、世界には、こんな景色があるのか」、
「これは、美味しそうだな」という具合です。
こうなると、先ほどよりも多くの唾がテーブルに付着していました。
 一人で食事をしていても、このような状態でしたので、
対面で会話に夢中になると、かなりの量の唾が空中を飛び、
テーブルに付着する可能性があります。
 もちろん、二人とも、感染者でなければ全く問題ありませんが、
どちらか一方が無症状の感染者であると、
感染のリスクが高まります。
 さて、ほかに気になることを書きましょう。
それは、高校と大学の授業が極端に違うことです。
 私は首都圏に住んでいますが、
高校は、7月には授業が通学でフル稼働、
一方、大学は、全部オンライン授業で、
新学期になってから1回もキャンパスに行っていないなど、
あまりにも対応が極端に違います。
 しかし、高校生は、友達と密接に交流したい年ごろであり、
つい過密になりがちでしょう。
校内でも電車でも密集することで、会話が弾むでしょう。
これでは、「高校クラスター」の懸念があります。
 そこで、授業の時間割は、
3分の2が通学、3分の1がオンライン授業という方式も考慮すべきです。
 一方、大学生は、高校生ほど友達を求めず、
高校時代と比べると、一人で考える時間が増えてきます。
つまり、大人になっていくということです。
 そこで、全部オンライン授業にするのではなく、
時間割の半分が通学、半分がオンライン授業にすべきでしょう。
 都内の有名大学は、経営改善のために、
多くの学生を入学させて、
狭いキャンパスに学生を詰め込めるだけ詰め込んでいますが、
それでも、半分通学、半分オンライン授業という方式ならば可能でしょう。

オンライン大学 2020 7 12

2020年7月12日の読売新聞には、このような記事がありました。

「オンライン授業 学生に不満」
「人脈作れない」
「米韓で学費返還訴訟も」

 ハーバード大学ロースクール2年のバークホーダーさんは、
「キャンパスで優秀な友人や教授陣と対面で議論することが、
自分の財産になると思っていたのに・・・・・」と、
やるせない様子で語る。
 学費の借金は、大きな負担だが、
全米トップ級の大学で教授や学友と触れ合えれば、
専門知識を深め、人脈も構築できると考えた。
 バークホーダーさんは6月22日、
学費に見合う環境が得られなくなったとして、
学費の一部返還を求めて、大学を訴えた。
(引用、以上)
 確かに大学で作った人脈は、
私の人生にとって、素晴らしいものとなりました。
 年を取った今でも、
大学の友人とは交流があります。
 大学へ行く目的は、もちろん学問を学ぶことですが、
学友という人脈を作ることが、大きな魅力となっています。
 大学は、新型コロナウイルスとの戦いを短期決戦だと考えていますが、
もし、長期戦になってしまったら、数年どころではありません。
大学は、5年も10年も閉鎖を続けるのでしょうか。
 しかし、大学がオンライン化してしまうと、
もはや定員というものが意味がなくなります。
 今までは、教室の面積の関係で、
たとえば、法学部500名、経済学部500名という定員がありましたが、
オンライン化すると、ネットワークの負荷を超えない限り、
無尽蔵に学生の数は増やすことができますので、
法学部の定員は、1万人や5万人ということがあり得ます。
さすがに理科系は無理ですが、文科系は可能です。
































































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